2022年1月10日 博士課程1年の佐藤さんの論文がacceptされました。

 

2021年の年末ギリギリに、博士課程1年の佐藤さんの論文がJournal of Electromyography and Kinesiologyにacceptされました。本論文は、Mechanomyogram(MMG)と呼ばれる筋収縮時に発生する微細振動を測定したものであり、筋力とは異なった特性を持っています。私たちはラットにおける腓腹筋、中間広筋、ヒラメ筋の筋力とMMG波形を比較し、その特性の違いについて報告しました。

 

論文査読から長い期間がかかりましたが、なんとか1回の査読で済んでよかったです。

佐藤さん、acceptおめでとうございます。


2021年11月29日 渡辺准教授が研究科長補佐に任命されました。

 

2021年12月1日付で渡辺准教授が研究科長補佐となります。全学の運営会議や評議会などに陪席し、大学の動きをいち早く知ることができるようになります。

また、新しい大学院サブプログラムコースの立ち上げも担当することになります。

大変になりますが、大学の発展のために貢献したいと考えています。


2021年9月15日 当研究室の修士2年の柿本さん、藤井さんが国際学会 (The 10th International Congress on Lipid & Atherosclerosis)で発表し、柿本さんがBest E-poster presentation awardを受賞しました。

 

2021年9月10、11日にオンラインで国際学会 ICoLA2021が開催され、当研究室の藤井さんがOral presentation、柿本さんがposter presentationを行いました。二人ともオンライン環境で慣れないながらも英語を駆使し、大変良いPoster作成、oral presentationをしてくれました。本当であれば、この修士2年間の間に、海外や国内の学会 (観光地にも)に連れて行ってあげたかったのですが、コロナのためオンライン学会ばかりの2年間になってしまいました。しかしながら、貴重な発表の場を経験させることができてよかったと思います。

 

また、大変嬉しいことに、柿本さんがBest E-poster presentation awardを受賞しました。これまでの努力が報われてよかったですね。


2021年8月3日 当研究室博士後期課程の学生が日本学生支援機構奨学金の返還免除に選ばれました!

 

今年も大学院生の佐藤さんが日本学生支援機構奨学金の返還免除に選ばれました。指導教員として、大学院生の学費や生活費のサポートは必要不可欠です。彼らの負担が少なくなったことを大変嬉しく感じます。

渡辺研究室では、学生が金銭的負担を感じずに進学できるように、いろいろな助成金にチャレンジしています。


2021年7月16日 フォーデイズ自立支援協会の研究助成金に当大学院生の山元くんの研究が採択されました。

 


2021年6月2日 ウエスコ学術振興財団の学術研究費助成に採択されました。

 

以前に応募していたウエスコ学術財団の研究助成に採択されたとの連絡をいただきました。酸化ストレスに関連するキサンチン酸化還元酵素(XO)を低下させる薬剤が非アルコール性脂肪肝炎や動脈硬化に保護的に作用するかを調べるテーマです。大学院生と共に確実に研究を進めていきたいと思います。


2021年5月29日 共同研究者の廣畑先生、Farukさんの論文がBiomedicine&Pharmacotherapyにacceptされました。

 

特発性肺線維症 (IPF) は、間質性肺疾患の最も一般的で致命的な病態です。オステオポンチン (OPN) は、炎症促進性および線維化促進性の特性を持つマトリックスタンパク質であり、IPF を含むいくつかの線維性疾患で主要な役割を果たしています。 OPN は患者の肺サンプルで高度にアップレギュレートされます。この研究ではブレオマイシン(BLM) 誘発肺線維症 (PF) マウス モデルで OPN をノックダウンし、低分子干渉 RNA (siRNA) を使用して、OPN siRNA の使用が IPF の効果的な治療戦略であるかどうかを判断しました。その結果、OPN のダウンレギュレーションは、肺線維症および EMT の変化を in vitro および in vivo の両方で効果的に減少させました。このことから、OPN siRNA がマウスの BLM 誘発性 PF に対して保護効果を発揮することがわかりました。


2021年4月17日 佐藤さんが文部科学省事業のOUフェローに選出

 

保健学研究科検査技術科学分野(渡辺研究室)の博士後期課程1年生の佐藤生弥さんが、文部科学省「科学技術イノベーション創出に向けた大学創設フェローシップ事業」における岡山大学のOUフェローに採用されました。

OU フェローシップは、若手研究者の養成、ひいては我が国の科学技術・イノベーション創出を担う研究者の養成を目的に、優れた若手研究者に対して、研究に専念する機会を与え、研究専念支援金と研究費を支給する制度です。

超音波検査士コースへの進学と研究実績が評価されました。

今後の活躍を期待しています。

認定者・関係者による記念撮影

意見交換会の様子


2021年4月2日 共同研究者の前川先生の論文がacceptされました

 

私が以前、名古屋大学で助教をしていたときに腸の蠕動運動を評価できないかと相談を受けていて、腸電位を発案したことがきっかけでこの研究がスタートしました。今では企業も巻き込み、腸電位計の試作にまで到達しています。

本論文の対象者は 11 名で、排便イベントを含む腸電位データと腹部エコーを収集しました。腸電 位データは腹部エコーのモニター画面、時刻記録データと相関していました。コーヒー飲用後 15 分程で腸蠕動運動亢進が観察され、カラースケールは排便時に色調ピークを示しました。腸電位計 使用により侵襲を伴わずにデジタル排便情報が経時的に収集できることが実証されました。

私はアイデアと技術だけを残し、あまり本プロジェクトに参加できなくなりましたが、応援しております。