2021年2月22日 東大病院との共同研究で行った呼吸筋疲労の研究がMedicineにacceptされました

 

 以前に東大病院で非常勤研究員をしていた際の縁が続き、私が以前に行っていた呼吸筋測定の手法を用いて、下記の研究が論文化されました。本論文は心不全および虚血性心疾患患者44人において、心肺運動試験(CPX)の前後の最大吸気圧/最大呼気圧(MIP/MEP)を測定しました。その結果、MIPがVE/VCO2勾配と有意に相関していました。また、多変量解析より、MIPとeGFR の関連は、他の交絡因子と独立していました。したがって、CPX前後のMIP変化によって示される呼吸筋倦怠感は、心血管疾患患者の運動能力および腎機能と有意に相関していることが新しくわかりました。


2020年9月28日 大学院2年生山元くんが日本学術振興会 特別研究員 (DC1)に採用

 

 当研究室のM2の山元くんが、日本学術振興会 特別研究員のDC1に採用されました。この特別研究員は、全国の優秀な若手研究者の中から選抜される名誉ある研究員称号で、研究費や返還不要の奨学金が与えられます。

 

岡山大学保健学科の公式HPにも記載されています。

http://www.fhs.okayama-u.ac.jp/8677


2020年7月30日 渡辺准教授がSHR等疾患モデル共同研究会の理事に就任

 

 私たちの研究室では、NASHと心血管疾患の仲介因子を探索すべく、SHRSP5/Dmcrモデルを使用してきましたが、その成果が認められ、本研究会の理事に推薦されました。推薦してくださった関係者各位さまにお礼申し上げます。今後ともSHR関連モデルの発展に貢献できるよう、努力していく次第です。


2020年4月1日 山元くんが手掛けた英語論文がExperimental and Molecular Pathologyにaccept

 

 大学院生の山元くんがFirst authorとして執筆した論文が、無事に受理されました。このjournalの前にもレベルの高いところに投稿しましたが不受理となり、落ち込みながらも粘り強く頑張ってくれました。